「心が折れそう」でも「金メダル狙う」 バド桃田が会見

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照屋健 清水寿之
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 遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、右眼窩(がんか)底骨折が判明したバドミントン日本代表の桃田賢斗(NTT東日本)が6日、東京都内で復帰会見を開いた。事故後、取材に応じるのは初めて。けがによる不安な心境を明かしたうえで東京五輪で「金メダルを狙っていきたい」と宣言した。

 スーツ姿で会見に臨んだ桃田はテープなどで顔の傷を覆うこともなく、約40分間、報道陣の質問に時折笑顔を見せながら答えた。

 「事故に遭って、また動けるようになるのか、バドミントンができる体に戻れるか、不安もあった」

 事故に遭ったのは1月13日。2月3日に代表合宿に合流したが、そこで不調を訴えた。「正面はいつも通り見えるけど、眼球を動かすと物が二重に見えた」。骨折がわかり、手術をするか迷ったという。

 「心が折れそうな時も、『またコートに戻った姿が見たい』という言葉をいただいた。しっかり治したいと、手術を決断した」

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 2月29日には所属先の練習…

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