高知)子どもたちを見守った人形の供養 四万十市
笠原雅俊
【説明タブ】【動画】ひな祭りの日に400体の人形供養=笠原雅俊撮影
ひな祭りの3日、子どもたちが成長して使わなくなった人形の供養が高知県四万十市の一條神社であった。色鮮やかなひな人形や五月人形、ぬいぐるみなど約400体がぎっしりと並んだ。人形を納めた女性たちは「長い間、子どもたちを見守ってくれました」と別れを惜しんだ。
同神社では2005年から毎年、ひな祭りの日に供養をしている。人形は四万十市や土佐清水市、黒潮町など周辺自治体のほか大分市などからも届いた。
境内の神楽殿には次々と人形が持ち込まれた。3人の子どもの人形を寄せた四万十市の平野真理さん(56)は「人形は、子どもたちを病気やけがから守ってくれました。人形を見ていると懐かしい思い出が浮かんできます」と話した。
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人形は、神事で魂を抜かれた…
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