全国の一斉休校が始まったことを受け、IT企業がパソコンやスマートフォンで休校中の家庭学習を支援する動きが本格化してきた。

　オンライン学習サービス「スタディサプリ」を提供するリクルートマーケティングパートナーズは、休校中の学校の児童・生徒への学習支援のために「スタディサプリ」を無料提供する。申し込みは学校や自治体単位で、3日正午からウェブサイトで受け付ける。

　「スタディサプリ」は小学生から高校生までを対象に、動画で講義を受けられるサービス。個人の場合、利用料は月額1980円だが、今回の事態を受けて、教員向けのサービスとセットで無料提供する。教員は児童・生徒への宿題の指示や確認などの連絡手段としても使える。

　高校は100校、小中学校は20自治体までを上限とし、先着順で提供する。申込先は、https://studysapuri.jp/info/inquiry/teacher/。

　LINEが設立した一般財団…