高浜町長ら18人、元助役と金品授受 関電問題で調査委
室矢英樹
関西電力役員らの金品受領問題で、福井県高浜町の調査委員会(委員長・高辻俊一弁護士)は、野瀬豊町長を含む町職員ら計18人が元助役の森山栄治氏(故人)との金品の授受があったとする最終報告書をまとめた。2日午後、記者会見で調査結果を発表した。
町の調査委は昨年12月から聞き取りを実施。町発注の工事・業務の契約書などをみて、森山氏による町行政への影響を調べていた。
報告書によると、金品は約10万円の商品券のほか、3千~1万円程度の中元・歳暮など。野瀬町長は、森山氏が取締役を務めていた警備会社「オーイング」から金品を受け取っていたこともわかった。
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一方、調査委は町発注の工事…
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