清原和博さん「悩み言うハードル高かった」 依存症語る

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編集委員・小泉信一
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 薬物やアルコール、ギャンブルなど様々な依存症についての理解を深めてもらおうと、当事者や専門家らが語る厚生労働省主催のイベントが1日、東京都千代田区神田明神ホールで開かれた。元プロ野球選手の清原和博さん(52)や元俳優の高知(たかち)東生(のぼる)さん(55)らが登壇。「回復を支援してくれる仲間や友人たちとつながることで生きる勇気をもらった」などと語った。

 清原さんも高知さんも、2016年に覚醒剤取締法違反などの罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。回復に向けたプログラムに取り組んでいる清原さんは「包み隠さずに自分の苦しみや悩みを言うことが、最初はハードルが高かった。いままで過去を振り返ることはなかったが、少しずつだが前へ進んでいるように思う」。この日は昨年亡くなった母の法要が大阪であったといい「命日には大阪に帰って(自身の現状を)報告したい」と語った。

 高知さんは「依存症と闘っているさまざまな人と出会うことで、苦しんでいるのは自分だけではないということを知った」と気持ちを打ち明けた。

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