神奈川)鎌倉紅谷の「クルミッ子」、頼りは職人のカン

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高野真吾
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 木べらを動かしながら、鍋のキャラメルを煮詰める。クルミを混ぜたキャラメルを長方形のトレーに移し、素早く伸ばす。生地の上に牛乳をローラーで、ささっと塗る。

 各工程を担当する職人が、きびきびと手仕事を進める。その様子を見学できるのが、和洋菓子を製造販売する鎌倉紅谷(べにや)の「クルミッ子ファクトリー」だ。昨秋オープンの商業施設「横浜ハンマーヘッド」(横浜市中区)にある。

 ここで1日約2万個作られる「クルミッ子」は、同社の看板商品。自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込み、バター生地で挟んだ。35年ほど前、スイスの伝統菓子をヒントに誕生した。もちろん購入もでき、5個入り724円(税込み)などで販売している。一つ口にすると、キャラメル、クルミ、バター生地のバランスが絶妙で、口の中から幸せが広がるようだ。

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 商品ができるまで丸3日の工…

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