越谷市、構想から「官能都市」の言葉削除 異論相次ぎ

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春山陽一
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 街づくりのコンセプトに「官能都市」という表現は刺激が強すぎたのかもしれない。街のにぎわいを生み出すための概念として、埼玉県越谷市が街づくり構想案に盛り込んだ「センシュアス・シティ(官能都市)」について、市は「官能都市」の文言を削除することを決めた。30日、一部修正をしたうえで、確定した構想を発表した。修正はパブリックコメントなどを踏まえた結果で、市は「多くの人が理解してもらえる表現にした」と説明している。

 構想案は、JR武蔵野線南越谷駅と東武スカイツリーライン新越谷駅が交差する周辺地域の活性化を図るための街づくりの土台となる。地元有識者らでつくる懇談会がまとめた報告書を元に、市が作成して今年1月に公表。同下旬から約1カ月間、パブリックコメントにかけた。

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 市によると、寄せられた意見…

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