広島)こうの史代さん代表作のステンドグラス 本通駅に

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高橋俊成
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 広島市出身の漫画家、こうの史代さんの代表作「夕凪(ゆうなぎ)の街 桜の国」をモチーフにしたステンドグラスが同市中区のアストラムライン本通駅にお目見えし、29日に除幕式があった。

 被爆後の広島を主な舞台にした同作は、2003年から04年にかけて雑誌に掲載された後、実写映画やドラマにもなった。縦2・8メートル、横7メートルのステンドグラスには、主人公・平野皆実や原爆ドーム、桜の花などが鮮やかに描かれている。

 日本交通文化協会が企画し、静岡県の工房が約10カ月かけて制作。作品の舞台に近い本通駅が設置場所に選ばれた。西1出口のそばにあり、こうのさんの言葉を刻んだ銘板もある。

 除幕式ではこうのさんのビデ…

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