薬物密売の「もしもし電話」特定 愛知で一斉取り締まり

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藤田大道 柏樹利弘
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 違法薬物を所持・使用したとして、愛知県警は28日、県内に住む21~66歳の男女24人を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕したと発表した。「もしもし電話」と呼ばれる違法薬物の密売グループが使う携帯電話番号を特定し、26日から3日間で一斉に取り締まった。

 薬物銃器対策課によると、逮捕容疑は覚醒剤の使用容疑が14人、覚醒剤の所持容疑8人、大麻の所持容疑2人。今後、さらに9人を同法違反などの疑いで書類送検するという。

 もしもし電話は、違法薬物の売人が「もしもし」など最低限の言葉しか言わないことから、密売グループの携帯電話の通称とされる。関係者によると、もしもし電話1台に数百人の顧客が登録されており、2千万~3千万円の高額で転売されることもあるという。

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