教員間暴力、加害教諭2人を懲戒免職 歴代校長も処分

有料記事

[PR]

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴力・暴言問題で、市教育委員会は28日、加害側の教諭4人のうち、蔀俊(しとみしゅん)教諭(34)と柴田祐介教諭(34)について、暴力や暴言を日常的に繰り返していたとして懲戒免職処分にし、発表した。前校長(55)を停職3カ月とするなど歴代校長3人も処分した。

 市教委の外部調査委員会は一連の問題で、20代の男女教員4人に対する計125件のハラスメント行為を認定した。うち蔀教諭は男性教諭(25)に激辛カレーを無理やり食べさせたり、別の同僚教員らに極めて悪質なセクハラ行為をしたりするなど計89件、柴田教諭も被害教諭の顔に激辛カレーを塗るなど計34件に関わったとされる。

 残る2人の加害側教諭は、激辛カレーの強要行為に加わるなど13件を認定された女性教諭(45)が停職3カ月、校長の指導後に被害教諭へ報復的言動をするなど7件を認定された男性教諭(37)が減給3カ月(10分の1)とされた。

ここから続き

 歴代3校長への処分は、昨春…

この記事は有料記事です。残り554文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら