休校の子どもに無償で学習サービス IT大手など提供へ

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井上亮 村井七緒子
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 新型コロナウイルスの感染拡大で一斉休校となる学校の児童や生徒向けに、教育事業を手がける企業がネットによる学習サービスの無償提供を相次いで打ち出している。児童や生徒が自宅などで学べるようにする。安倍首相が27日、全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請したことを受けた対応。教育現場や保護者からは児童や生徒の学習への影響を懸念する声が上がっていた。

 NTTコミュニケーションズは28日から、動画授業やデジタル学習教材を備えたネットの教育サービス「まなびポケット」を無償で提供する。期間は5月31日まで。

 NTTコムがまなびポケットにコンテンツを提供している会社に協力を要請し、賛同した九つのコンテンツを無償で使えるようにする。

 対象はコロナウイルス対策で休校する小中高校など。動画授業のほか、各教科の学習ドリルや百科事典なども無償で使える。申し込みは教育委員会か学校単位。(https://manabipocket.ed-cl.com/input-select/別ウインドウで開きます)から申し込む。

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