止まらぬ世界株安、日経平均も大きく下落 新型肺炎拡大

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湯地正裕
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 27日の日経平均株価の終値は前日比477円96銭(2・13%)安の2万1948円23銭と、昨年10月以来4カ月半ぶりに2万2千円台を割った。27日のニューヨーク株式市場でも主要企業でつくるダウ工業株平均が一時900ドル超下げ、株安の連鎖が止まらない。

 日経平均は4営業日続けて値下がりし、今週3日間の下落幅は1400円を超えた。政府は3月半ばまでのイベント開催自粛を求めている。新型肺炎の感染拡大に伴って、海外との貿易だけでなく国内の個人消費にも幅広い悪影響が及ぶ、との警戒感が高まる。

 日本の27日の取引時間中には、米疾病対策センター(CDC)が米国内で感染経路を確認できない感染者が出たと公表したことが伝わり、下げ幅が拡大。一時は600円に迫った。海外投資家を中心に売り注文が加速したとの見方がある。

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 27日のアジア市場でも、韓…

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