長崎)新型コロナ、影響各地に 旅客船寄港・催し中止

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小川直樹 榎本瑞希
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 国内で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響が県内でも広がっている。長崎、佐世保の両市が市主催の一部イベントの中止・延期を決め、観光業にも影を落とし始めた。県は感染者が出た場合の対応に備えている。

 26日正午過ぎ、長崎市三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場に、イタリアのコスタ・クルーズ社の客船3隻が並んで停泊していた。

 3隻もの同時停泊は珍しい。新型コロナウイルスの感染拡大の影響とみられる。三菱重工によると、岸に係留中のコスタ・ベネチアとコスタ・セレーナは中国に泊められず、ドックに入ったコスタ・アトランチカは修繕地が中国から切り替えられた。いずれも2月末までという。同社は、長崎でのクルーズ船修繕事業の拠点化をめざすが、今回の受注はあくまで一時的なもので「第1号とは考えていない」という。

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 一方で、長崎港へのクルーズ…

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