マンガ大賞候補に『鬼滅の刃』など8作 手塚治虫文化賞

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小原篤
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 第24回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の「マンガ大賞」の候補作が決まった。昨年刊行・発表された作品が対象。候補作は8作で、社外選考委員の投票による上位作と、専門家や書店など関係者の推薦が最も多かった作品。関係者推薦の最多は『鬼滅の刃(やいば)』で、委員投票でも上位だった。候補は次の通り(作品名は50音順、敬称略)。

 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)、集英社▽『児玉まりあ文学集成』三島芳治(よしはる)、リイド社▽『銃座のウルナ』伊図(いず)透、KADOKAWA▽『SPY×FAMILY』遠藤達哉、集英社▽『ニュクスの角灯(ランタン)』高浜寛、リイド社▽『ブルーピリオド』山口つばさ、講談社▽『夜光雲のサリッサ』原作/松田未来(みき)、作画/※Kome、徳間書店▽『ロボ・サピエンス前史』島田虎之介、講談社。

 社外選考委員は、秋本治(漫画家)、杏(俳優)、桜庭一樹(小説家)、里中満智子(マンガ家)、中条省平学習院大学フランス語圏文化学科教授)、南信長(マンガ解説者)、みなもと太郎(漫画家・マンガ研究家)、ヤマダトモコ(マンガ研究者)の各氏。

 「マンガ大賞」のほか「新生賞」「短編賞」を選考委員の合議で決める。結果は4月下旬ごろに紙面で発表する予定。小原篤

大賞はどの作品? 予想投票も

 マンガ大賞をどの候補作品が受賞するかを予想する投票を実施します。大賞受賞作に投票した方から、抽選で5人に贈呈式のペア招待券をプレゼントします。応募サイト(http://t.asahi.com/24tezuka別ウインドウで開きます)へ。3月31日締め切り。問い合わせはCSR推進部手塚治虫文化賞事務局(03・5540・7453、平日午前10時~午後6時)まで。

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■候補8作品を紹介…

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