ノートだらけの文房具店 きっかけはジャポニカ学習帳

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前田伸也
ノートだらけの文房具店 きっかけはジャポニカ学習帳
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 本屋さんみたいなノート屋さん――。福岡市城南区に、店舗をほぼノートで埋め尽くす、おしゃれな「ノート専門店」がある。大胆なコンセプトのきっかけはジャポニカ学習帳だった。

 その店は福岡市城南区鳥飼の商店街の一角にある。「プレイズストア ノートブックス」。高級感のあるイタリアのブランドノート「モレスキン」があれば、自転車のチューブをリサイクルしたカバーのノートや、印刷所で毎日のように出る余り紙を使った「星屑(ほしくず)ノート」といった、国内外の約1千種類のノートが、4坪ほどの店舗を包み込むように並ぶ。

 代表の高山啓太さん(36)は接客をしない。書店の本と同じく、好みのノートを手にとって過ごしてほしいと感じているからだ。

 高山さんがこの地に店を構えたのが2011年。デザイン性豊かな文房具一式を取りそろえたが、意外にも「ジャポニカ学習帳はありませんか」と尋ねる客が多かった。

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 商店街は通学路でもある。近…

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