福岡)中間市財政苦境 苦肉の予算編成、土木費は増

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奥村智司
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 福岡県中間市の財政が厳しい状況に陥っている。2020年度の予算案は、各部の予算を切り詰めるとともに、多くの市債の返済期間を延ばす苦肉の策で何とか編成した。「身の丈に合わない」という公共施設の整理も急ぐが、突然の廃止宣告に市民からは反対の声が上がっている。

 「将来にわたって健全な中間市を残す、健全な中間市を残す、健全な中間市を残す……努力をして参ります」

 25日、中間市役所であった20年度の一般会計当初予算案の記者発表。福田健次市長は「健全」と3度も繰り返し、予算の編成方針について「持続可能な市政運営のため、収支改善を最優先課題とした」と述べた。

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