(スポーツ雑記帳)得点量産へ 知念の成長に期待

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スポーツライター 柚野真也
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 リーグ戦、カップ戦とも黒星スタートとなった大分トリニータ。どちらの試合も相手の守備を慌てさせた場面は数知れず、逆にピンチの回数は片手で済むほど。相手ゴールへと幾度となく襲い掛かったものの得点できず、PKとCK1本に沈んだ。

 リーグ戦9位で終わった昨季同様、片野坂体制5年目の今季も3―4―2―1の布陣がベース。自陣からパスを丁寧につなぎ、積極的にイニシアチブを握ろうとするスタイルを継続している。今季は得点力を高めるトレーニングを重ね、戦術の熟成を図ってきた。

 そのなかで変わったのは、前線の顔ぶれだ。オナイウ阿道(横浜M)と藤本憲明(神戸)が抜け、体が強く周囲を生かせる知念慶、運動量があり機転の利く町田也真人らがそのポジションを埋めている。さらに、昨季も主力だった小塚和季、三平和司らも加わり、前線三つのポジション争いは熾烈(しれつ)を極める。

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 このハイレベルな争いは対外…

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