大阪)豊中生まれの峠三吉さんを学ぶ
柳谷政人
大阪府豊中市生まれの原爆詩人・峠三吉の詩「倉庫の記録」の舞台となった「旧陸軍被服支廠(ししょう)」。建物の一部解体の計画が持ち上がる現状と峠の詩を学ぶ学習会が3月15日、豊中市岡町北3丁目の市立岡町図書館で開かれる。無料。
峠は1917年に現在の豊中市岡町南で生まれ、広島で育った。岡町図書館の玄関前には戦後・被爆50年となる1995年、市が峠の詩碑を建立している。
「倉庫の記録」は、峠が原爆投下後に被服支廠で見た惨状が記されている。広島市内最大級の被爆建物だが、広島県が一部解体の計画を打ち出しているものの、2020年度の解体着手は先送りを決めた。
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「峠三吉ゆかりの施設存続が…
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