熊本)新型コロナ、感染者の容体など発表 県と熊本市

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白石昌幸 渡辺七海
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 熊本県内で新型コロナウイルスに感染した患者3人が確認されたことを受け、県と熊本市は23日、感染者の容体や発症までの行動履歴などを発表した。市によると、感染した20代女性看護師が運転する車で、勤務先の同僚6人が16日開催の熊本城マラソン会場に向かい、フルマラソンに出走していたことも分かった。

 市によると、20代の女性看護師は23日朝、熱が38・5度で肺炎の症状があり、酸素吸入をしている。食欲低下と全身の倦怠(けんたい)感があるが、室内の自力歩行はできるという。この女性の父親で50代の土木作業員は熱が38・6度、肺炎の症状は不明だが全身に倦怠感がある状態という。男性の同僚など接触した17人のうち市内在住の4人は聞き取り調査を実施し、現在のところは体調に異常なし。残る13人は県内の管轄保健所に健康観察を依頼している。

 女性の勤務先である「熊本託麻台リハビリテーション病院」の職員2人が新たに頭痛や吐き気の症状を訴えたため、23日午後から検体検査を実施したが、陰性と分かった。

 また、県によると、感染が確…

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