宮城)3連休、観光地に新型肺炎の影 キャンセル相次ぐ

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申知仁
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 国内で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響は、宮城県内にも及んでいる。3連休の初日にあたる22日、観光客の出足は乏しく、イベント会場では対策が呼びかけられた。

 県内有数の観光地・松島では周辺の島を巡る遊覧船が人気だ。だが、運航事業を行う松島島巡り観光船企業組合によると、21日までに少なくとも千人以上の乗船予約がキャンセルされた。今後も増え続ける見通しだという。

 同組合理事の真野和彦さんは「(東京電力福島第一原発事故による)風評被害以来。重症急性呼吸器症候群(SARS)の時もここまでではなかった」と指摘。「これから桜が見頃になり、かき入れ時。一刻も早く収束してほしい」と嘆いた。

 松島観光協会によると、松島を訪れる外国人観光客の7割以上を台湾が占める。台湾のほか、タイや韓国といった仙台との直行便がある国は、日本への渡航自粛を呼びかけている。

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 同協会の担当者は「ツアーの…

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