火事で全焼の越後屋食堂が再開 バイク乗り愛した肉豆腐

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森岡航平
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 群馬と長野を結ぶ国道18号沿いで、碓氷(うすい)峠を越える長距離トラックのドライバーやオートバイのライダーたちから長年愛された「越後屋食堂」(群馬県安中市松井田町横川)。昨年3月の火災で全焼したが、近くのテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」で22日に営業を再開した。老夫婦が守ってきた看板メニューの「もつ煮」や「肉トーフ」の味が再び楽しめるようになる。

 火災があったのは昨年3月4日の昼過ぎ。火元は油が入ったフライパンだった。あっという間に建物全体に燃え広がり、焼け落ちた。店主の境谷進さん(88)と妻の一子さん(85)は「仕事が生きがいだった。頭の中が真っ白になった」と振り返る。

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 食堂はもともと別の人が経営…

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