愛知)豊橋のプロ野球開催、是非検討を 外部監査で指摘

有料記事

床並浩一
[PR]

 プロ野球中日ドラゴンズの公式戦会場に使われている豊橋市民球場(豊橋市岩田町)について、市の包括外部監査人が「開催が将来的に負担になる可能性がある」として、開催のメリットとデメリットを比較検討するよう、市側に求める報告書をまとめた。

 豊橋市民球場は1980年に建設され、改修を経て少なくとも2002年度以降、ドラゴンズの公式戦が毎年1回は開催されている(雨天中止を除く)。その他、2軍戦も年に1試合あるほか、高校野球などアマチュア野球の試合にも使われている。

 19年度の包括外部監査人を務める公認会計士の近藤繁紀氏は市への報告書で、「野球への関心や向上心を喚起させ、集客による地域活性化につながった」と評価する一方、施設の老朽化が進み、プロ野球公式戦の会場基準などから「維持修繕や改良の要求が出てくるなど経済的な負担を生じさせる可能性がある。開催を続けることについて負担に見合う効果が見込まれるかという観点で検討が必要だ」と指摘した。

ここから続き

 包括外部監査は、第三者の目…

この記事は有料記事です。残り288文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら