新型コロナの都内感染者、感染源追えないケースも増加

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長野佑介
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 新型コロナウイルスの感染が拡大している。今月13日に東京都内で初めて日本在住の感染者が確認されて以降、宴席で同席していた人たちの感染が次々に発覚。その後も増え続けたが、徐々に感染源が推定できないケースも増え始めた。都は、感染拡大の防止策の実施に加え、都民にも対策を呼びかけている。

 都内で確認された感染者は、19日夜時点で20代~80代の男女25人。初期の1月24~30日に判明した感染者は、中国から来日した3人だった。

 訪日関係者以外の最初の感染者は、今月13日に判明した70代のタクシー運転手。その後、この運転手が参加していた1月18日の屋形船での新年会に同席した別の運転手らへの感染が相次いで確認された。感染者の一人で、屋形船の70代の男性従業員が、1月15日に中国・武漢市から来た旅行者を接客していたという。この新年会に参加したタクシー運転手の所属する組合支部の従業員にも広がった。

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 今月15日以降は、新年会と…

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