中国、新型肺炎の死者2118人に 航空事業の不振深刻

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北京=福田直之
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 中国国家衛生健康委員会は20日、新型コロナウイルスの感染による死者が前日の集計から114人増え、2118人になったと発表した。増加分のうち感染が深刻な湖北省が108人を占める。感染者は394人増え、累計7万4576人になった。

 湖北省を除いた患者の増加数は統計上、減少傾向が続く。政府は感染リスクが低い地域は通常の社会秩序に戻るよう求めている。

 一方、米ブルームバーグ通信は19日、海南省政府が航空事業を主とする複合企業、海航集団の経営権を取得する協議を進めていると報じた。中国政府によると、国内の春節旅客数は前年比で半減。航空事業の不振から事実上の破綻(はたん)に追いやられたとの識者の見方を同通信は紹介した。

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