日本のブランド、トップ3まだ自動車 全体的に鈍い成長

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奥寺淳
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 日本ブランドのトップ3はいずれも自動車メーカーで、IT企業は上位10社に一つもない――。ブランディング会社世界大手のインターブランドが18日に発表したランキングで、こんな結果が出た。日本ブランド全体の価値の成長率は前年比0・9%増にとどまり、世界のブランドが同5・6%伸びるなか、成長の鈍さが目立った。

 同社の「ベストジャパンブランド2020」によると、1位はトヨタ自動車。ブランド価値を金額に換算すると562億ドル(6兆1800億円)で、2位のホンダに倍近い差をつけた。トヨタはインターブランドが調査を始めてから、12年連続で首位だった。3位は日産自動車が入った。

 インターブランドが昨年10月に発表した世界のランキング「ベストグローバルブランド2019」では、1位アップル、2位グーグル、3位アマゾンとIT大手が独占。08年はコカ・コーラ、IBM、マイクロソフトが上位3社だったが、勢いのあるIT企業に顔ぶれが入れ替わった。

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 インターブランドジャパンの…

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