車いすバスケ元代表、聖火の雄姿 80万人の「友達」に

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平田瑛美
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聖火がまちに 奈良

 奈良県大和高田市の根木(ねぎ)慎志さん(55)は約80万人いる「友達」に、聖火を持って走る雄姿を見せたいと思っている。

 高校卒業前、交通事故で脊髄(せきずい)を損傷し、車いす生活になった。地元チームに誘われ、20歳で車いすバスケを始めた。ほどなく、小学校の講演に招かれた。車いすバスケの動きを見せると、声が上がった。「かっこいい!」

 それまで車いすに引け目を感じていた。段差で道を進めないとき、見て見ぬふりをされたこともある。でも、子どもたちの声が「挑戦する姿に障害は関係ない」と教えてくれた。2000年のシドニー・パラリンピック男子車いすバスケ日本代表では主将を務めた。

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 これまで、全国の学校で続け…

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