「殺人球技」の衝撃に魅せられて 体育館の壁も突き破る

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菅沼遼
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 高速で車いすをぶつけ合う激しさから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれる車いすラグビー。島川慎一が体の芯に響く衝撃音に魅せられてプレーを始め、21年になる。「トライへの執着心は誰よりもある」。勢い余って体育館の壁を突き破ったことも、一度や二度ではない。

 2004年アテネ・パラリンピックで最下位だった日本代表を、18年世界選手権で優勝するまでに引き上げた立役者だ。05~06年シーズンは、レベルの高い米国リーグに挑戦。チームを優勝に導き、海外選手初の年間最優秀選手に選ばれた。

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 選手として最高の名声を得た…

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