福島の友の思い聖火でつなぐ いじめ被害者励ます中学生
山野拓郎
聖火がまちに 岐阜
遠く離れた「福島の友達」を決して忘れない。岐阜県で聖火ランナーに決まった岐阜市の中学2年、杉山陽紀(はるき)さん(14)は、そんな思いを強く持つ。
小学5年だった3年前、東京電力福島第一原発の事故で福島県から自主避難した少年がいじめを受け、不登校になった問題を知った。
「原発事故を正しく理解せず、放射能の怖さを勘違いしていじめをするのはおかしい」。級友たちから声が上がり、まとめ役の一人として「いじめを0(ゼロ)にしたい。いっしょにがんばりましょう」などのメッセージを全校児童から集めた。
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少年の代理人に送ると、少年…
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