和歌山)県などの相談窓口に不安の声相次ぐ 新型コロナ

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 和歌山県内で新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されたことを受け、自治体は対応に追われた。設置された相談窓口には不安を訴える問い合わせが相次ぎ、県は「過剰にならず、正しく知って適切な対応を」と呼びかける。予定されていたイベントが感染発生を受けて中止されるなど、交流の場にも影響を及ぼしている。

 県によると、感染が確認されたのは、済生会有田病院(湯浅町)に勤務する50代の男性外科医と、同病院にかかっていた70代の男性。県は感染の疑いがあるとして、同病院の医師らの検査を続けている。

 県や県内の保健所・保健所支所の10カ所に新型コロナウイルスに関する専用電話窓口が設けられた。県では14日、県庁の会議室に5回線をひき、保健師を含む職員5人での相談対応を開始した。県によると、同日午後4時までで窓口に計74件の相談が寄せられたという。「病院で感染者が出た。医療機関にかかっても不安だ」などとする声や検査を受けたいと訴える相談が寄せられたという。

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 仁坂吉伸知事は14日午前の…

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