卵にも「動物の福祉」 イオンがPBで平飼い卵発売へ
佐藤亜季
イオンは、ストレスが少ない環境で育った鶏の卵「平飼いたまご」を19日に発売する。鶏は狭いケージで飼育されるのが一般的だが、「動物の福祉」という意識が欧米で広がっており、今後は日本でも注目されるとみて販売に乗り出す。
自主企画商品(PB)「トップバリュ」でも自然にやさしいことをうたう「グリーンアイナチュラル」から売り出す。関東地域24店で売り出し、年内に100店、2022年度の全国展開をめざす。6個入り税抜き298円。イオンがPBで平飼い卵を扱うのは初という。
イオンによると、国内ではケージを重ねて鶏を収容する、「バタリーケージ」と呼ばれる飼育方法が多い。この方法でつくられた鶏卵が生産量の9割以上を占め、平飼い卵は市場全体の1%にも満たないという。
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「動物の福祉」を重視する欧…
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