富田林逃走 被告「逃走したが、面会室は壊していない」

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山田健悟 光墨祥吾
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 大阪府警富田林署で勾留中、面会室の仕切り板を壊して逃走したとして加重逃走罪などに問われた樋田淳也被告(32)の初公判が13日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で始まった。樋田被告は加重逃走罪について、「逃走したことは認めますが、壊したのは私ではありません」と主張。弁護側も「第三者が仕切り板を壊した」として、加重逃走罪は成立しないと主張した。

 樋田被告はこの日、黒い上着と白いシャツ姿で出廷。刑務官ら8人が被告の周囲を固めた。

 起訴状などによると、樋田被告は2018年8月12日夜、同署の面会室で弁護士と接見した後、室内の仕切り板に力を加えて壊して脱出し、署の外に逃走したとされる。さらに逃走中に大阪や香川など4府県で自転車や食料品など約3万1千円分を盗んだとされる。

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 被告は捜査段階で逃走などに…

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