広島)米粉とレモンのパン発売へ 高校生と企業がコラボ
北村哲朗
三原市特産の米粉を使ったスイーツパン「せとうちレモンパーネ」ができた。県立総合技術高校(三原市)の生徒が企画段階からかかわり、地元企業と共同で開発した。「くりーむパン」で知られる八天堂と、スーパー「フレスタ」各店の計約60店で15日から販売する。
パーネはイタリア語でパンの意味。「せとうちレモンパーネ」の名前は生徒の案が採用された。パンの中は三原産の米粉と県産のレモンジャムが入った特製のカスタードクリームで、ほどよい甘みと酸味があってしっとり。外側はクッキー生地で、サクサクした食感が楽しめる。
取り組みは産学官で進める「三原米粉の里プロジェクト」の一環。同校の現代ビジネス科の3年生9人が商品のコンセプトづくりからパッケージのデザインまでかかわり、毎月、八天堂やフレスタの担当者と商品開発会議を重ねた。「恋も頑張るあなたに、今日も一日お疲れ様!」をテーマに20~30代の働く女性の好みを意識してつくったという。価格は200円台を予定している。
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