「税金でラブラブ旅行と疑われる」 高官出張に野党批判

有料記事

[PR]

 和泉洋人首相補佐官厚生労働省の大坪寛子官房審議官が出張先のホテルで隣同士の部屋を行き来できる「コネクティングルーム」を利用していたことが問題になっている。

     ◇

 辻元氏は和泉首相補佐官と大坪氏との出張について「ラブラブ旅行」と批判し、首相や菅氏に繰り返し質問した。主なやりとりは以下の通り。

 辻元氏 桜を見る会で首相の公私混同とか税金の私物化とか言われている。色んな体質が官僚にまで蔓延(まんえん)してきているんじゃないか、という懸念がある。加計(かけ)学園(問題)で登場した和泉補佐官。女性官僚、大坪寛子氏と税金で行った公務で、コネクティングルーム、中でつながった部屋に宿泊していたということが、先週この委員会で問題になった。そして2年前に4回公務で出張している。全部示し合わせたように、ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まっていると。総理、これは、適切な海外出張だと思うか。国民(の間)に様々な誤解を招くのではないか。

 菅氏 和泉補佐官の出張だが、いずれもヘルスケア分野の政府間会合への出席などで、必要な手続きをとって適切に対応し、公私は分けているということだ。

ここから続き

 辻元氏 誰と誰が付き合おう…

この記事は有料記事です。残り1489文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら