中国全土で「一時帰国、至急検討を」 新型肺炎で外務省

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 外務省は12日、中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国全土の在留邦人や渡航検討者に向けて、「日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください」と呼びかけるスポット情報を出した。6日に出した情報では、一時帰国や渡航延期について「積極的にご検討ください」としていたが、表現を強めた。

 また、安倍晋三首相は12日に開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、中国湖北省に限り実施してきた入国拒否の措置を感染が広がっている浙江省にも拡大することや、その手続きを簡素化することなどを表明した。

 浙江省からの入国拒否は13日午前0時から。同省に滞在歴のある外国人と、同省発行の旅券を所持する外国人の入国を、特段の事情がない限り当分の間拒否する。菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で「移動制限措置の有無、医療体制の状況などを総合的に勘案した上で判断した」と述べた。

 中国で新型肺炎の感染が広が…

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