日本のクルーズ船対応は「カオス」 ロシア外務省が批判

モスクワ=石橋亮介
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 横浜港に停泊している大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の船内で新型肺炎の感染が広がっている問題で、ロシア外務省のザハロワ報道官は10日、ロシアのラジオ番組で「日本の対応は混沌(こんとん)として場当たり的だ」と批判した。

 ロシアのノーボスチ通信によると、ザハロワ氏は日本の対応について「ロシアの専門家とも協議したが、日本の対応には大きな疑問がある」と指摘した。

 在東京のロシア大使館によると、ダイヤモンド・プリンセス号には子どもを2人を含む24人のロシア国籍の乗客が残っている。

 10日時点で感染者は確認されていないが、ロシアの国営テレビは連日、横浜港から現場の様子をリポートしたり、ロシア人乗客がスマートフォンで撮影したとみられる船内の様子を放送したりしている。(モスクワ=石橋亮介)

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