熊本)整備費調査、3月末までに 空港接続鉄道で知事
田中久稔
熊本空港とJR豊肥線を接続する鉄道を新たに整備する熊本県の計画について、蒲島郁夫知事(73)は10日の県議会本会議で、詳細な整備費を3月末までに調査し、明らかにする考えを示した。
新鉄道をめぐっては、県は整備費を約380億円とする概算値を2018年に提示。具体的な整備費や採算性などの詳細な調査を、19年度末を期限に鉄道・運輸機構に委託している。3月5日告示・22日投開票の知事選では、整備費や事業効果などをめぐり鉄道整備の是非が争点になっている。
この日、鎌田聡議員(くまもと民主連合)の質問に、蒲島氏は調査結果を受けた後に県議会に説明すると答弁。航空旅客の増大や途中駅を設ける県民総合運動公園などの利用者を含め「十分、需要は見込まれる」との考えを示した。
鎌田氏が開会中の2月定例議…
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