別のクルーズ船にも「寄港しないで」 国交省、肺炎疑い

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贄川俊
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 新型肺炎に感染した恐れのある人がいる大型クルーズ船ウエステルダム号に政府が日本の港へ寄港しないよう要請したことに絡み、国土交通省は別のクルーズ船スーパースター・アクエリアス号に対しても、予定していた那覇港への入港をしないよう要請した。国交省が10日明らかにした。

 国交省によると、アクエリアス号は2月に入ってから、那覇や沖縄・石垣島と台湾とを往復していた。6日午後に那覇を出港して台湾に向かったが、台湾側に寄港を拒否されたため、那覇港に戻ろうとした。

 アクエリアス号の乗客や乗員で新型コロナウイルスへの感染が疑われた例はなく、台湾側が入港を拒否した理由は不明だ。だが国交省は「感染症拡大の疑いが完全に払拭(ふっしょく)できていない」と判断。7日に同船へ日本の港に寄港しないよう要請したという。

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