負ければ五輪遠のく危機 永山竜樹、執念のV 柔道GS
波戸健一
柔道の東京五輪の代表選考につながる大会、グランドスラム(GS)パリが8、9日に行われ、男子100キロ超級3回戦で影浦心(日本中央競馬会)が、五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)を破った。リネールが国際大会で敗れるのは、2010年世界選手権の無差別で上川大樹(日本)に判定負けして以来で10年ぶり。リネールの連勝は154で止まった。影浦は決勝でオランダ選手に敗れて2位だった。
男子60キロ級は永山竜樹(了徳寺大職)、同73キロ級は橋本壮市(パーク24)が制した。女子48キロ級は古賀若菜(福岡・南筑高)が、世界選手権2連覇中のダリア・ビロディド(ウクライナ)に決勝で敗れて2位だった。同57キロ級は出口クリスタ(カナダ)が優勝し、玉置桃(三井住友海上)は3位。同63キロ級の鍋倉那美(同)は2位だった。
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この大会で優勝を逃せば五輪…
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