奈良)本棚をつなぐ「図書館」の輪広がれ 吉野町で試み

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福田純也
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 カフェや宿泊施設などにある本棚を「図書館」として登録し、本の貸し借りや人の交流を促す取り組みを奈良県吉野町が始めた。蔵書管理サイト「リブライズ」を使った無料サービス「吉野まちじゅう図書館」だ。これまでに15施設を登録。23日に「図書館」の作り方などを手ほどきする特別企画がある。

 リブライズは「バーコードリーダーがあれば、誰でも簡単に本棚を図書館にできます」との触れ込みで、街中の施設や店舗にある本棚を「図書館」として登録できるサイト。フェイスブックのアカウントでログインする。

 貸す側が本のバーコードを読み取って登録すると、「吉野まちじゅう図書館」(https://librize.com/yoshino-libraries別ウインドウで開きます)のウェブページに、「図書館」として場所や蔵書の一覧が公開される。借りる側はスマートフォンなどに表示されるバーコードを「図書館」で提示。貸す側がこれを読み取ると、貸し出し履歴が記録される。

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