滋賀)拉致被害者めぐみさんの母の雛人形、日野町で公開

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阿部治樹
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 北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を願う「待ちわび雛(びな)」の展示が9日から、滋賀県日野町大窪の近江日野商人館(電話0748・52・0007)で始まる。新潟市内で拉致された横田めぐみさんの母・早紀江(さきえ)さんの京都市の実家にあったものだ。縁あって4年前から公開していたが、拉致問題の解決への思いから、早紀江さんの理解を得て由来を明らかにして展示する。

 めぐみさん(当時13)は中学1年生だった1977年に拉致された。展示される人形は、江戸末期と明治初期に作られた男雛と女雛2組に武者人形2体の計6体。早紀江さんが帰京した際、めぐみさんも見ていた可能性があるという。

 展示に感謝する早紀江さんからの今年の年賀状のコピーも並べる。別の雛人形約240体や和紙人形約220体なども展示される。

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 待ちわび雛は2015年秋…

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