テスラ株価、2カ月で3倍 パナとの電池「黒字」が拍車

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サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米電気自動車(EV)大手のテスラの株価が急速に上がっており、最高値を更新し続けている。4日は一時、968ドルまで上昇。2カ月前の約3倍の水準だ。業績が上向いていることに加え、提携するパナソニックが3日、テスラとの北米の電池事業が昨年10~12月期に黒字化したと明かしたことが一気に株価を押し上げた。

 ただ、米市場では5日、新型肺炎で中国工場が休止している影響でテスラ車の引き渡しが遅れると伝わり、テスラ株の5日の終値は前日比17%減の734ドルに急落した。

 「10~12月期は力強い業績だった。広告費ゼロで、(年間)200億ドル(約2兆2千億円)も売り上げる強い需要を生み出す製品はほかにはなかなか思い当たらない」

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