新型肺炎、中国の死者490人に 武漢以外でも移動規制
北京=福田直之
中国国家衛生健康委員会は5日、新型コロナウイルスへの感染による中国本土の死者が前日の集計から65人増え、490人に達したと発表した。新たな死者は全員が最初の発生地の武漢市がある湖北省分。累計感染者は3887人増えて2万4324人になった。死者、感染者の前日からの増加数はこれまでで最多だ。
湖北省は死者が479人と中国本土の98%を占め、感染者も69%に上る。
勢いを増す感染を防ぐため4日夜にかけ、黒竜江省ハルビン市や江蘇省南京市、江西省景徳鎮市などで次々と新しい移動規制が導入された。「市内全ての居住区で封鎖式の管理をし、外から来た人と車の進入を禁止する。生活物資の買い物は家庭ごと原則2日に1人」(ハルビン市)といった厳しい内容だ。
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各地で移動規制が強まること…
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