三越にビックカメラ 普通じゃない品ぞろえで狙うは…
佐藤亜季
三越伊勢丹の旗艦店である日本橋三越本店(東京都中央区)に7日、ビックカメラがオープンする。1フロアすべてをテナントに貸し出すやり方を、三越伊勢丹の百貨店事業で初めて導入する。百貨店のお得意様である富裕層に高級家電を買ってほしいという戦略は功を奏すのか。
両社は4日、報道陣向けに売り場の内覧会を開き、三越伊勢丹の杉江俊彦社長とビックカメラの宮嶋宏幸社長が記者発表した。
売り場に「家電コンシェルジュ」
日本橋三越本店新館6階に入る。ビックカメラの店舗面積は約1200平方メートル。三越本店の主要顧客である富裕層向けに、約360万円の大型テレビや600万円超のカメラなど高級家電をそろえた。「百貨店バイヤー一押し」という音響設備や、パナソニックの最上位モデルの美容家電など、ビックカメラの他店では扱えないような高級商品も充実させた。
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売り場では、ゆったりと座れ…
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