宮城)マスク品薄、相談200件…新型肺炎、県内も不安

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申知仁 徳島慎也 井上充昌
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 新型コロナウイルスによる肺炎に、宮城県内でも不安が広がっている。仙台市には2日までに200件の相談が寄せられ、市内のドラッグストアではマスクが品薄に。県は「過剰に心配することなく、一般的な感染症対策を」と手洗いなどを呼びかけている。

 3日午後3時ごろ、仙台市青葉区のドラッグストア「トモズ 仙台サンモール店」のマスクの商品棚は空っぽだった。「マスクは完売いたしました。次回入荷分についても、現在未定となっております」との貼り紙を見て、何人かの客が残念そうに帰っていった。

 この店にマスクが入荷したのは1日の朝が最後で、陳列して1時間ほどで売り切れた。手指を消毒するスプレーや、アルコールタイプのウェットティッシュも品薄だという。店長の真壁篤さん(45)は「(2002~03年流行の)重症急性呼吸器症候群(SARS)のときもここまでひどくなかった。花粉症の時期でもあり、心配だ」と話した。

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 トモズ本社(東京都)による…

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