英語の新入試「1回読み」 オランダ留学の記者は苦戦

有料記事

根岸拓朗
[PR]

 来年から始まる大学入学共通テストでは、とりわけ英語が従来の大学入試センター試験から大きく変わる。筆記200点とリスニング50点だった配点が100点ずつで同格になり、これまで2回読まれていたリスニングの問題に「1回読み」も加わる。難易度はどう変わるか。記者(38)が今年のセンター試験のリスニングを解いて考えた。

 記者は大学時代にオランダに1年間留学し、英語で授業を受けた経験がある。とはいえ、卒業後に英語を使う機会はほとんどなく、英会話スクールなどにも通っていない。

1回目では…

 18日にあったセンター試験のリスニングでは、受験生は専用のICプレーヤーを使って音声を聴き、マークシート式で選択肢から答えを選んだ。記者は大学入試センターから提供されたCDで挑戦した。朝日新聞デジタル(https://www.asahi.com/edu/center-exam/shiken2020/day1.html)でも体験できる。

 問題冊子の表紙をめくると、寝そべるパンダのイラストが目に飛び込んできた。脱力感あふれるイラストに一瞬戸惑いつつ、短い会話を聴く。

ここから続き

四つのイラストから内容に合う…

この記事は有料記事です。残り1327文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

大学入学共通テスト 問題・解答・分析はこちら

大学入学共通テスト 問題・解答・分析はこちら

最新ニュース、時間割、受験生応援企画などをお届け。試験当日は問題と解答を速報します。[もっと見る]