新型肺炎「本人気づかぬ間に感染源に」中国の専門家指摘

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北京=高田正幸
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 中国を中心に流行している新型コロナウイルスによる新型肺炎は、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を上回るスピードで拡大が続いている。中国の専門家らは新型肺炎をどのように見ているのか。

 多くの専門家が指摘するのは、新型肺炎は本人が気づかない間に感染源となっている可能性があることだ。中国国家衛生健康委員会によると、SARSは潜伏期間に感染源になった例はなかったが、新型肺炎は最長で14日間に及ぶ潜伏期間の間にも感染を起こす可能性がある。

 また、肺炎などの症状が軽い事例もあるといい、本人が感染に気づいていない可能性もあるという。同委員会の専門家は28日の会見で、こうした点が「予防対策を難しく、複雑にしている」と述べた。

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 感染力や毒性の強さはどうか…

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