FC東京サポ、対戦相手として憧れのピッチへ ACL

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勝見壮史
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 自称「生粋のFC東京ファン」が、対戦相手としてピッチに立つ。フィリピンのセレス・ネグロスでプレーするMF小田原貴(たかし)(27)だ。28日午後7時開始のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフで、FC東京に挑む。

 「スタジアムに入ったときにぱーっと見渡して、あの65番の柱から見てたんだよなって思って」。27日の公式練習。FC東京の本拠、味の素スタジアムの芝を踏んだ小田原は、昔を思い出したという。

 味スタに近い府中市出身。小学生時代、FC東京の年間チケットを持つソシオ会員で、家族とともに「ホーム戦はたぶん全部見に行っていた」という。65番の柱は、サポーターが陣取るゴール裏と正面スタンドの中間ぐらいの場所だ。思いもよらない「凱旋(がいせん)試合」に、「もうないですよね、一生」とほほえむ。

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