桐谷健太、手作りした雑誌「ケンズノンノ」で自己満足

有料記事

西村綾華
[PR]

 「もしできたら、俺の役に『熱血』って言葉、使わないでもらっていいですか」。取材終わりに俳優から握手を求められるのも珍しかったが、NGワードを言われるのもめったにない経験だった。桐谷健太さん、なぜですか?

目立ちたかった

 「ケイジとケンジ」(朝日系、木曜夜9時)で、東出昌大演じるエリート検事と衝突しながら事件に立ち向かう刑事・仲井戸豪太を演じる。

 「読むでなく食う」ように読んだ今回の台本。「熱血教師」や「熱血漢」のように、「熱血」という単語には染みついたイメージがあり、初めから「そういうドラマでしょ」と思われてしまうのがイヤだという。これまで演じた役の印象から、桐谷と言えばまさに「熱血」と単純に考え、取材中にその言葉を連発してしまっていた私は少し面食らった。

ここから続き

 仲井戸は体育教師で、のちに…

この記事は有料記事です。残り944文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら