神宮外苑の軟式野球場がなくなる 再開発で3年後に解体

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西村奈緒美 野村周平
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 東京・明治神宮外苑地区の再開発に伴い、草野球で利用されてきた軟式野球場が取り壊されることがわかった。現在は東京五輪パラリンピックに向けて使用できなくなっている。大会後にいったん野球場に戻したうえで、2023年に解体して広場にする計画だ。

 野球場を所有する明治神宮によると、一般利用者への貸し出しが始まったのは1952年。天然芝と人工芝の野球場が計6面あり、五輪・パラリンピックの陸上のサブトラックに改修される2019年までは、試合や練習などで年間約4千件の利用があった。担当者は「学生や企業の利用が多かった。全体の再開発のためにやむなく廃止する」と説明する。

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 何度も利用したことがあるという男性は「都心で軟式野球ができる場所は少なかったのでなくなるのは困る」と話す。プロ野球の選手が神宮球場での試合前などに利用することもあった。

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 再開発を担うのは三井不動産

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