2500匹救出したペット探偵 まるで猫のような捜索姿

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藤えりか
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凄腕しごとにん

ペットレスキュー代表 藤原博史さん(50)

 迷子になったりしたペットを探す「ペット探偵」になって25年。依頼は3000件以上、発見・救出したのは2500匹以上。犬や猫、ウサギといった哺乳類からインコやヘビ、カブトムシと多岐にわたる。最近、圧倒的に多い依頼は猫。室内飼いが増えて失跡が減った犬に対し、猫はドアや窓が開いた隙にするりと抜け出しがちなためだ。

 「千葉県木更津市のホームセンターに行ったら、黒い飼い猫が音に驚いていなくなった」。6日、男性(41)と母親(70)から連絡があった。聞き取りのうえ3日後、ホームセンターから近くの住宅街へ範囲を広げて捜索した。「怖い思いをしたホームセンターから離れた可能性もありますから」

 物置や縁の下など隙間がある家を見つけては、家人の了解を得て懐中電灯で照らし、耳をすませた。ひざを大きく曲げ伸ばししてのぞき込む姿はまるで猫のようだ。

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